2011年4月24日日曜日

2011年4月24日 越沢バットレス

イワタ師匠プレゼンツアルパインゲレンデの世界。
鳩ノ巣から徒歩30分くらい歩くと60メートルくらいの壁が現れる。
チャートの壁で柱状節理が発達している。
他にも10名くらいの人がいたけどみんな「山岳会」って感じだった。

朝までの雨で下部は濡れているところが多かったけど
それほど難しくないので特に問題なし。

フリーの岩場との違いは
・グレードがアルパイングレードIV級(5.5)V級(5.6~5.8)VI級(5.9~10a)
・ハーケンのプロテクションが多い
というくらい。

この日は見なかったけど
登りながらハーケン打ったり
クランポン装着して登る練習したりするあたりがフリーとの違いなのかな。

「ロープワークを極める」というテーマだったけど、
この日は全てイワタ師匠のリード、自分、ヨコヤマンがフォロー
というスタイルで登ったのでロープワーク的な作業は全てイワタ師匠の担当で
アルパインのゲレンデ体験会的な感じだった。
フリーのルートよりもラインが分かり辛いので登り始める前のオブザべが超重要。
・オブザべで、ある程度どこにプロテクションを取るか、左右のロープの流れの戦略を立てておく。
プロテクションがプアな場合が多いので衝撃がかかるようなフォールにならないよう気を付ける。
フォローはギアの受け渡しを想定してプロテクションを回収する。
・回収しながらまとめておくと後で素早く受け渡しができる。
・スリングは肩にかけておく。
ソウンスリング以外に残置用のテープスリングを持っていると良い
・ダブルロープは細いので懸垂での流れが速い。ブレーキ側を腰に当ててフリクションを調整する。
・懸垂のロープを抜く時最後は勢いを付ける。放物線を描くように。
・この日はシングルの60メートルを下降用にフィックスして、最後以外の下降はこのロープを使った。
正確にどのルートを登ったのか覚えてないけど
主だったルートはだいたい登ったような気がする。
最初の方のクラック(左ルート?)と
最後の第二スラブ?左ルートが悪かったけど
一応フォローながらノーフォールで一日を終えた。

最後フィックスを回収して降りてくる頃には暗くなり始めた上に雨も降って来た。
さらに懸垂のロープ回収時に途中の岩角に引っ掛かって回収できず
引っかかったところまで登り直すハメに。
帰り道は完全に真っ暗になってしまってへそまんチームの皆様にはご心配をおかけいたしました。

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