2012年2月16日木曜日

城ヶ崎エリア制覇プロジェクト

城ヶ崎は広い。
伊豆高原の富戸-城ヶ崎海岸-伊豆高原、3駅分の海岸線にエリアが散らばっている。

魅惑のトラッドで紹介されているエリアは26、
ということで、最近は100岩に載ってないエリアに行くのがブーム。

ちょっと冒険っぽいし何より人が少ないのが良い。

けっこう色々行ってるけど、あとどのくらいあるのかな、
と数えてみたら、
12/26。
意外と少ない。
というか、まだ14も行っていないエリアがあるのか。

一応対象エリアのルートを登ったらカウント、というルールにしているので、
偵察に行ったけえど一本も登っていない門脇崎、かさご根はカウントしていない。

12d、13a、14aの3本しかない「海亀」なんてエリアもあって
完全制覇はハードル高いけど
とりあえず次は、日蓮崎、にちょう、なみだち、あたりを目指してみよう。

2012年2月12日日曜日

2012年2月12日 城ヶ崎 しりいだし

城ヶ崎、行ったことのないエリアに行ってみようシリーズ。
今日は「しりいだし」。

いがいが根駐車場から伊豆高原方面へ道路を歩いて
ジュピターの前から自然研究路を海岸方面へ。
「てんまじり」の看板の南です。

散策路からエリアに入る踏み跡があるにはあるけど、
そこがエリアだと知らないと気付かないだろうな。

適当に降りてみたらエリアよりちょっと北だったので
一度散策路に戻ってやや南の踏み跡を降りたらすぐ梯子が出てきた

2、3メートルの下降だけど梯子はボロイし
梯子を固定してるロープも壊れかけていて怖い。
できるだけ梯子を使わずに慎重に降りる。

壁は全体的にスケール小さめだけど
日当たりが良くていい感じ。

はったりクラック 5.7 ★
まずは5.7ながら★のはったりクラック。
散策路から見たインパクトに比べ、登ってみるとイマイチなのが名前の由来らしい。
まあ確かにそれほど難しくないけど、
出だしちょっと悪いのと、後半ジャムの効きが悪い箇所があって
それなりに登ってる感あった。
終了点のボルトが2本打ってありました。

ミーちゃんチムニー 5.8 ★★
フレアードチムニー。
意外と奥にジャムやプロテクションが効く。
短いけど面白かった。

無名ワイド
降り口の右にある実質2.5mくらいのワイド。
簡単かな、と思ってソロで登ったら結構悪くて焦って最後レイバックで抜ける

トップロープでフェイス側のホールドを限定してワイド登りでトライしてみるが、かなり難しい。
出だしはリービッテーションで。
初めて使ったが、ちゃんと決まると効く。
が、その後手が離せるレベルまで足を決めないと解除できない、という諸刃の剣。

中間部は右手チキンウィング、右足ヒールアンドトゥとニーロック、
左手カンテガストン、左足スメアで繊毛運動。
頑張ってるわりに進まない。
チキンウィングがイマイチ効いてる感がなくてすごく疲れる。
落ちはしないんだけど。
よろめきクラックよりやや狭くて
体が入りきらない一番嫌なサイズだが
すごくいい練習になった気がする。

最後はきょうりゅうクラック。
これも核心がフィスとよりややワイドなサイズ。
クラックの中を良く見てギリギリフィストの効く箇所を繋いで登った。
リーチとフィストのサイズでかなり得した気がする。

なんだかんだで、一通り登ったらいい時間になっていた。

どのルートもそれほど難しくないけど
ワイドな感じが城ヶ崎の他のエリアにない感じでとても楽しかった
それにしてもオフウィズスをもうちょっと楽に登れるようになりたい。

2012年1月28日土曜日

2012年1月28日 城ヶ崎門脇崎南の磯

城ヶ崎、行ったことのないエリアに行ってみようシリーズ。
今日は門脇崎。

ここは灯台、つり橋があってちゃんとした観光地。
立派な有料駐車場は一日500円。
きれいなトイレもあるので女性にも優しいと思う。

門脇崎周辺は、北から
・もずがね
・大テラス
・灯台下
・南の磯
といくつかのエリアに分かれています。

初めてなのでトポを片手に一通り見て回る。

天気が悪い上に朝早かったので観光客はあまりいなかったけど、
釣り人がたくさんいた。

灯台下なんかは、登るとなると釣り人の横から懸垂下降しないといけないし、
大テラスも終了点を作るであろう箇所の近くまで遊歩道があるので
良く言われてるけど人の目が気になるエリアだ。
それから上部に木がないので岩頭にスリング回すとか工夫が必要。

大テラスがメインのエリアだろうが、
この日は波が高かったので
断念して南の磯へ。

ここは駐車場から歩いてすぐ。

荷物降ろしたら山野井夫妻が来てました。

とりあえず、ということで、左端のボルトルートをトライしてみる。
5.9のはずだが2本目のボルトの位置がちょっと高くて怖い。
クリップ失敗したら間違いなくグラウンドだ。
攻める気持ちになれずドローを掴んでしまう。

隣の10a/bも核心部のムーブが悪くて登れず。

今にも降り出しそうな空模様と相まってテンションダダ下がり。

気を取り直して「学生気分で 10a ★」をトライ。
魅惑のトラッドには「NPで問題ない」と書かれているが
非常にプロテクションが取りずらい。
ランナウト気味に登って余裕がないところにボルトが出て来たので
あっさりNPを諦めボルトを使ってしまう。
気を取り直して最後の核心!と思ったがムーブを起こせず
またしても失敗。

ああ、このエリア嫌いになりそうだ。。。

後から合流したイマイチのためにTRを作るべく最後に「海が見える 10a
★★」を登る。

このルートは面白かった。
最後以外はプロテクションも取りやすいし、
最初から最後まで多彩で飽きない。

OSトライは核心で突っ込めずに失敗したわけですけど。

最後にこのルートをRPして終了。
まぁ分かってれば登れる。
10aにしては辛いと思うけど。

途中まで二度と来るか!って思ってたけど
最後のルートが素晴らしくてまた来てもいいかも、
という気分で帰れたので良かったです。

2012年1月25日水曜日

2012年1月25日 城ヶ崎シーサイド

toraさん、ヨコヤマンと平日クライミングへ!
ということで週末は帰りの登り返し渋滞がイヤで行かないシーサイドへ。
前日の雪でどうなることかと思ったけど、城ヶ崎は暖かくて全く問題なし。

せっかくの平日シーサイドなので人気ルートをトライしたらいいんだけど、
サンセットエリアでクラックを登ることに。

メインのエリアは何度か来てるけど南側のサンセットエリアは初めて。

toraさんの案内で「フライングシーガル5.9」から。
ミニルーフから出る一連のムーブが楽しい。
無事OS。

「イントロダクション 5.9 ★」
本当は上まで登れるらしいが
魅惑のトラッドによると「上部は少々脆い」というのと
上部のちょうどいい場所に木がなさそうで面倒なので
スカッドの終了点までにする。
あまりジャミングは使わないけど
ところどころ「エイッ!」というムーブがあって楽しい。
これもOS。

「アーリータイムス 10b ★★」
クラックでこのくらいのグレードだと普通にチャレンジです。
OSトライだとプロテクションも不安だし。

中間部までは意外とやさしくてプロテクションも悪くなかった。
核心部も思ったほど悪くなくて行けそうだったんだけど、
乗り越した後でプロテクションを取る余力があるか自信がなくて
怖くて突っ込めずOS失敗。
核心手前のプロテクションはいいし、こんな感じの場面で突っ込めないと
クラックのグレードは上がらない。

乗り越した後の最後のクラックもなかなか良くてスゴク楽しいルートだ。

2便目は余裕持ってRP。
クラックだとボルトルート以上にOSとRPの違いが大きい。

それほどクラック経験のないヨコヤマンがリードトライしたのには驚いたけど
あっさりRPしたのにはもっと驚いた。
心意気だな!

最後にウッドペッカーを登って終了。

平日なので登り返しもスムーズで良かった。

2012年1月14日土曜日

2012年1月14日 城ヶ崎こばい

城ヶ崎、行ったことのないエリアに行ってみようシリーズ。
今日は「こばい」へ。

100岩には載ってないので
磯の名前が書いてある観光看板と魅惑のトラッドの情報がたより。

ファミリーに行く時の川沿いの道を海まで降りてそこから北上。

初めに出てくるのが「かさご根」
根というのは城ヶ崎用語で海に向かって出っ張ってる部分のことです。
先客の釣り人がいた。
「雷神 11a」「神風 11b」があるはずだが
懸垂下降して取りつくエリアなので上からだと良くわからない。

「こさいつな」、「さいつな」を過ぎたあたりで
魅惑のトラッドで見たエリアが見えた。
取りつきの柱状節理、岩の形、間違いない。
ちょうど満潮の時間で取りつきが完全に波をかぶっているのが気になるが
これから潮が引いていくのでそのうち乾くでしょう。

マイナーエリアだけあって踏み跡も怪しいがなんとか下降ポイントを発見。
ちょうどいい場所に信用できそうな木がなくて懸垂支点の作り方を悩むが
少し離れた木3つで補助ロープを使って支点を作る。

下降して壁を見上げたら盛り上がってまいりました。

やっぱりはじめてのエリアはいい!
潮だまりにイソギンチャクがいたりして楽しいぞ。

全体的に下部のプロテクションが不安だったので
全てTRで登りました。

こばいチムニー 10a
出だしのチムニームーブが楽しい。
後半はフェイスムーブ。

砂時計 10b
多彩です。面白かった!
抜けぐちが脆いので要注意。

六角 10c
砂時計の下部バリエーション。
出だし核心だがリーチで解決。

月 10d
難しい!
もうちょっとで核心が抜けられそうだったが敗退。

登り返しに適した簡単なラインがないので
普通にフリーでもう一度登って、荷揚げして、
最後の人はフォローで登って、という具合に帰りました。
帰りの一本を登る余力は必須です。

あと岩陰がないので、女性はトイレがたいへんかも。
登りきったタイミングで上でなんとかするしかない。

王様クラブ 10d、メジナ10d など
面白そうなルートが他にもあるのでまた行きたい!