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2014年5月25日日曜日

アーチクラック

前シーズン2Pの取り付きがはっきりしなくて敗退したルート。

1Pはモビさんリード。
安定のワイドスキルでサクッと再登。
このピッチ5.7らしいけど何度登ってもそれなりにシンドイ。
フォローで良かった。

この手のルートの話はどこまで書いていいのか難しいけど
今回は紆余曲折を経て問題の2Pに辿り着いた。
一度クラックにたどり着くと後はクラックに導かれるままグイグイ登る。
カムは2セットなので適宜下のプロテクションを回収しながら進む。
その後も何度か気持ちが切れそうになるが
なんとか持ちこたえて終了点に辿り着いた。
エライ疲れたけど超充実のクライミングだった。
2Pの終了点には真新しい#3キャメが残置してあるおまけ付き。
こちらの方のだったみたい。

3Pはモビさんリード。
この手のルートはOSリードの人だけが味わえる楽しさ(怖さ)がある。
フォローは純粋に楽しく登る。

このルートも岩塔の上に出るナイスな終わりかた。
そして目の前に現れる砦岩。

2P目取り付きの謎解きも含めてすごく良いクライミングだった。


2014年5月24日土曜日

ロト6

ノーリターンを登りに仏岩を探しに行く。
ウィスキーボトルの岩からアプローチして意外とあっさり見つかったけど
最高ルーフの岩のすぐ裏なのでそっちから行くのが間違えなくて良さそう。

肝心のノーリターンは先客がいて空きそうもなかったので早々に別の岩に行くことに。

たぬき岩を偵察に行くも土が詰まっていて登る気になれず
向かいのあみだ岩でロト6をやることにした。

前にあみだくじルートをやった時に最後のクラックでフォールしてるいるのと
ロト6の1Pも5.9ながらランナウトが怖くて敗退してるので決着をつけておかねばなるまい。

1P 5.9はグレードなり。
前回ランナウトしてると思ったのはなんだったんだろう?という感じ。
ハートが湿ってたんですな。

2Pはモビさんリード。
やや分かりにくいラインをグイグイ登る。
多分あまり登られないラインで枯れ葉が詰まってたり岩茸が生えてたりして
甚だ怪しいけどフォローなのでロープに導かれるまま登る。

2P終わってちょっと歩くとあみだくじルートの下降ピッチの降りたところに出た。

あみだくじの最終ピッチは簡単な左のライン5.8とバリエーションの5.9がある。
前回は左に行ってフォールしたわけだけど今回は折角なので5.9の方を登る。

プロテクションは悪くないけどスラブ面のフットホールドが乏しくて消耗する。
ビビってるのでプロテクションの間隔が短くなる。
モビさんに言われて下のプロテクションを回収しつつ進む。

前半が終る棚に出るところで自分でロープを踏んで詰みそうになるが
なんとか持ちこたえて一息つく。

その後もフットジャムが抜けなくなったり
プロテクションが売り切れてきて泣きそうになるもなんとか完登。

前にも登ってるけど岩塔のてっぺんに出るマルチは良い。

その後お姫様岩でカミイルートとネイキッドクラックを登ってオシマイ。

夜は風があったけど気温はそれほど低くなくてぐっすり眠れた。

2014年4月27日日曜日

小川山 エイハブ船長



上からバンバン落っこちてくるイメージがあって腰に悪そうだしやめとこう、
と思ってたんだけど
左手のカチを触ってみたら意外と持てる、ということが分かって、
スローパーの上のカチも止まるし色気が出てきた。

左足ポケットから左側のツノに届くので恐怖の膝ムーブもやらなくて済むし
毎度ながらサイズに助けられてる。

2014年4月26日土曜日

2014年4月26日 八幡沢左岸スラブ

レンタカーで金曜夜入りで小川山。
GWだけどそれほど混んでない。

春の戻り雪 4P 5.7



ビスタの夏休み 5.9 OS
往年の乱 10b OS
走れメロス 10a OS

クリップしてからスメアで立ち上がるとか
5.9でもなかなかシビれる。
上部の簡単なところはランナウトするし。
グレードがひとつずつ違うけどどれも似たような難易度。

夜は1度くらいだけど時々起きてしまって熟睡できず。




2014年4月19日土曜日

2014年4月19日 屋根岩純情岩/1峰

2014年小川山シーズンイン
大昔CLIFFで行った純情岩へ。



ポロッケ 5.9  RP
純情太平のかかってきなさい 10 b/c RP
河 11c TR

昔TRでトライしたルートがリードできるっていうのは嬉しい。

タカトンの河OSトライはシビレた。
最近はTRでリハーサルしてからリードするクライミングが多かったけど
クライミングはやっぱりOSだしハートだ。



早く下山してクジラ岩見学。
エイハブを触ってみたら意外さっくりリップまで進んでしまったけど
上でどうするかイメージができてなくて落ちた。

2011年9月19日月曜日

2011年9月11日 小川山 お姫様岩

この日は「ワイドを登るアフロンが見たい!」ということで
予期せぬプレゼントをトライするあふろんを見物しにお殿様岩へ。

ノールさんの予期プレトライを見物したり
スタックした6番のサルベージに奮闘したり。

さすがにちょっとは登ろうということで
気になっていたお姫様岩の2本のクラックをトライ。

カミイルート 10b は短いルートで核心は最後の2メートル。
プロテクションを固め取りしてレイバックで解決してOS。

他の人もトライしてたけど誰もレイバックムーブは試してくれなかった。。。

ネイキッドクラックはワイド気味クラック、だがフェイスに逃げられる。
こちらも無事OS。

笠間のピンキーをトライしよう、と思ってたけど
結局この2本でおしまい。

アフロンの予期プレトライも延期になってしまったのでまた来よう

2011年9月18日日曜日

2011年9月18日 兄岩

森の緑に囲まれて、をトライしに兄岩へ。

午前中はマガジンを再登したりしてのんびりする。

森の緑はこの日貸切り。

OSトライは2本目をクリップした後の左のトラバースであっさりフォール。
いきなりここが核心なのか。

スメアで乗るフットホールドから
左手アンダー気味サイドプル、薄くて前傾している水平ホールドに右手の指先を
かけて
重心を左に移す。左手が出ればガバ。
だけど右足が切れて振られるので、、、うーん、どうするんだろう。
杉野さんは水平ホールドは使わずに飛ぶらしい。

ここから先もそれなりに厳しいムーブが続いて
最後左足ハイステップから右手を出すところも下からつなげていくとシンドイ。

3便出して個々のムーブは目処が付いたが
下から繋げるのはなかなかに厳しそう。

できなかったけど面白いルートだった。
次のトライでなんとかしたいなー。

2011年9月10日土曜日

2011年9月10日 小川山 キビタキ

そろそろ難しめのクラックにもチャレンジしよう、
ということでキビタキをトライしにバードウォッチングエリアへ。

オオルリを再登してアップ。
別のパーティーがキビタキをトライするのを眺めて
いざFLトライ。

前半はフィンガーが良く効く。
が、フィンガーのジャムって効いていても疲れる。
ガチガチに力が入っているのと、最初から「ダメだろうな」みたいな気分でトラ
イしてるので、
1/3くらい進んだところでテンション。
NPのトライだとちょっとヤバくなると早々に気持ちが負けてしまうなぁ。

一度テンションを入れてしまうと
気持ちが入らなくて全然ダメなので情けないがTRでリハーサル。

で、TRでやると登れるんだな。
10cだけあって完全パラレルではなく要所要所がスロット気味になっていて
落ち着いて登ればカチっとフィンガーが決まる。

しかしクラックなのでリードは登りながらのプロテクションのセットをしないと
いけない。
そしてこのルート、普通に登ると最後がレイバックになってしまう。
最後までキチンとジャムで登ればプロテクションがセットできるんだけど
最後の4メートルくらいでレイバックにしたくなる形状で、
レイバックにしたら最後、プロテクションは取れない。

というわけでTRでは登れたものの
リードした場合最後はどうするの?
というモヤモヤした気持に。

TRトライの時にレイバックに入ったポイントより
1メートルくらい上まではジャムで登れそうだ、
というムーブ解析もあって
日も傾いてきてそろそろ店仕舞いか、という時間になって
「一応やっておくか」ということでRPトライ。

次に何が出てくるか分かっていれば
中間部まではそれほど難しくない。
プロテクションもセットできる。

良い形で後半に。
レイバックに入りたくなるポイントの前で#0.5を極めた後は
やっぱり体が自然にレイバックになる。
こうなったらもう行くしかない。
数手進めるとプロテクションは足の1メートルくらい下になってるけど
ムーブは分かってる。

右手でリップを取って上に上がる時には声が出た。
すごく集中してた気もするけど上に上がった後は
喉はカラカラだし足も震えていた。

リハーサルで分かってるからできるムーブで
OSトライではできないクライミングなので
もっとギリギリまでジャムで耐えて
もっと高い位置にプロテクションを決めて登りたい、
といった反省はあるけど、とりあえず登れたから良しとしよう。

また来てもっと安定して登れるように精進します。

2011年8月14日日曜日

2011年8月14日 小川山 兄岩

土曜日夜出発で小川山へ。
23時廻り目平着。
夏休み真っただ中で駐車場がいっぱい。
ヴィクター方面の林道脇に一台分スペースを見つけてなんとか駐車

日曜日は快晴。
7時半頃にはテン場を出発して
8時過ぎには登攀開始。
熱心だ。

今日のメンバー:モヴィ夫妻、アフロン、超久しぶりの嫁。

さて、先週からの懸案、北条カンテ 10b。
右側からスタートしてボルトの1メートルくらい右側を登るラインで試したら
簡単に登れたけど、これだとさすがにボルトから外れ過ぎだし、全然カンテを使わないし、
10bもないし、釈然としない気持ちに。

ということでカンテを使ってボルト沿いに登るムーブを探る。
なんど触っても全く持てる気のしないカンテだが、
10bではなく11a(杉野グレード)ということであれば
まぁ持てるかな、というポイントをモヴィさんが発見。
カンテを使って体を上げるムーブの前にクリップできることも分かったので
もう一度トライ。

普段はあまり使わない液体チョークをつけて、
モヴィさんの発見したわずかに指のかかるポイントを保持。
カンテのフットホールドに左足を上げて2本目をクリップ。
右手ガストンから右足を上げて2本目のボルトの上のリップにデッド。
リップもガバではないがなんとか止まった。
左手をリップの左端まで上げてマントルを返す。
リップに立てればあとは5.8くらい、で無事RP。

あまいカンテ+ガストンからのデッド、という
どう考えても10bのはずがないムーブだったがちゃんと決着がついて良かった。
タカトンは10bのムーブがあった、と言っていたがほかの登り方があるのだろうか?
それともこのムーブが10bということなのか?

このあと前回濡れていて触らなかったおばさん岩の1階の2本をトライ。
空中決戦10a はOS。ちょっと被ってるガバガバのルート。
晴登雨読は最後終了点を掴んでしまいNG。
微妙なスメアをこなしてもう一歩上がらないといけないのか?

最後に自分は以前登っている ウォーリーを探せ 11aをみんなでトライ。
出だし核心のルートで最初の3メートルくらいのムーブを固めるのに手間取るが
足の位置を決めたら無事抜けられた。
前にトライしたときは中間部でパンプ落ちしたが
今回はサクッとこなせた。

小川山で雨に降られず一日終わったのは久しぶりだ。

帰り際、財布がない!と大騒ぎするハプニングもあったが、
ザックの腰ストラップのポケットから無事発見。
帰りはふじもとで焼肉定食。
お盆休みのシーズンだけあって中央道はそれなりに渋滞していた。

2011年8月9日火曜日

2011年8月9日 小川山 おばさん岩

有給取っていでっちと小川山へゴー。

平日だけど廻り目平は夏休みのファミリーキャンパーで賑わっていた。

この日もまずは兄岩へ。
土曜日に登ったガンバレクマさんをアップで登る。

おばさん岩2階へ移動して簡単なやつから順番に登る。

子供をなめるなよ 10a 出だしが立体的なムーブで面白い。 FL。
母子草 10c バランシー。リーチがあるとかなり楽。 FL。
わたしがおばさんになっても 10b カンテを使って登る。登り辛い。 FL。

そしてこの日のメインディッシュ、レール・デュ・タン 10d
2メートルくらい登った所にガバっぽいフレークがあってその上が立てそう。
スタートしてアンダーから左手で薄い縦カチを取って
右手で上のフレークを取りに行く。ちょっとバランスが悪いがサイズがあると有利。
フレークが割れそうでちょっと怖かったが2本目をクリップして塊の上に立つ。

下からだと上部が見えなくてスラブで核心だったらイヤだなと思ってたけど
ずっとクラックが走っていて適度に持てる。
どこが核心なんだろう?とドキドキしながら登っていくと
上部はあまり難しくなくそのまま終了点に着いてしまってOS!
どうやら下のフレークを取って塊の上に立つところまでが核心みたい。

続いて「トンビにあぶらげさらわれた」、を登る。
これを登ればおばさん岩2階完全制覇。
ここで色気を出したのが良くなかったか、途中スラブ面で右に移るところが解決
せずフォール。
ボルトルートだけどジャミングを駆使して登る味のあるルートだった。

予報では17時から雨の予報だったが
15時前に雨が降ってきて終了。

スタートも早かったし2人で回転が速かったので
それなりに本数登れて充実した。

平日といえども夏休み期間ということで帰りは日曜の夜並みに渋滞してました。

2011年8月6日土曜日

2011年8月6日 小川山 兄岩

あふろん、いまいっちー、なおちゃんと。

この日も15時から雨の予報だけれど、小川山突入。
9時くらい廻り目平到着だったかな。

どこのエリアに行くか迷ったが
乾きが良さそうでアプローチの近いところ、ということで兄岩へ。
兄岩と言えば西又沢の渡渉があります。
自分は飛び石を越えてクリア。
他の3人は諦めて靴を脱いで渡ってた。

兄岩1階は下部がびしょ濡れ。
森の緑は登れそう。
そのまま2階へ行くと誰もいないし岩も乾いていたのでここに荷物を下ろす。

八王子ルート2Pをアップで

もみじも登るが出だしが悪くて5、6回登っては降りてを繰り返す。
思い切ってレイバックの体制にしてクリア。
いやー、10aと言えども甘くない。

アフロンがウォーリーを探せ、をトライしていると
雨がパラついて来たのであわてて片付ける。

下山しようか、と相談してると雨が上がったので
そのまま近くの金太郎をアフロンがOS。
続いて北条カンテをやってみるが、このルート、10bだけど出だしが悪い。
2ピン目のクリップするところまでたどり着かない。
失敗するとグラウンドしそうなので諦める。
(杉野さんのサイトだと11aにグレード改訂予定となっている。

気を取り直して隣のガンバレクマさんを登る。
このルートも一本目が高くて、しかもややバランスが悪くて怖い。
何度も登って、降りてを繰り返してようやく1ピン目をクリップ。
その先は適度にホールドがあるが
持てる向きの決まった縦ホールドが出てきて体を振らされたり
垂壁に近い傾斜に保持力吸われたり、なかなかにテクニカル。
何度か心が折れそうになるが次の一手がガバだったりしてなんとか繋いでいく。
最後も少しランナウトしていて怖いが無事OS。
いやぁ、10bだけど充実した。

他の3人もこのルートをトライするが残念ながら完登ならず。
アフロンが登っている時に再び雨が降ってきてみるみる壁が濡れていく。
やむを得ず人口混じりで攻略してドローを回収して下山。

ちょっと早目の撤収だったけどそれなりに本数登れて楽しかった。

帰りはヤツレン→びっくり市→森ピカ のコース。

2011年7月31日日曜日

2011年7月31日 小川山

15時くらいから雨の予報だったが
15時まででも登れれば、と小川山へ向かう。
廻り目平は晴れ間も見えていい天気。
朝方まで雨が降っていたようなので、乾きの良さそうな八幡沢に行ってみる。

同じことを考えていたであろうパーティーが
すでにB&W, ジャーマン、トムと一緒に取りついていた。

ピンチ 10cでもやろうかなー、と思ってオブザべしてると雨がパラパラ降ってきた。

いったん木の下に避難して雨宿りをしていると
みるみる本降りになってくる。
本降り、というより土砂降りになってきて
これはさすがにダメか。雨上がってもこれだけ濡れたらもう乾かないね、
ということで諦めて撤収。

トムと一緒の回収便を出していた人は全身ずぶ濡れでかなり気の毒な感じになっ
ていた。

微妙な天気予報の中強行したことは何度かあるけど
一本も登れなくて撤収するのは初めてだ。

さすがに不完全燃焼なのでベースキャンプに転戦です。

2011年7月24日日曜日

2011年7月24日 小川山 妹岩・姉岩

モヴィ夫妻、アフロン、のーるさん、マニヨンさん

ステルス号デビュー戦で前日夕方着。
やまねチームの豪華な夕飯をいただく。
片付けが面倒なのでいつもレトルトだけど
やっぱりちゃんと作ると美味い!
レタスの味が濃かったなー。

翌日は姉岩を目指して出発するが、
途中の妹岩でカサブランカに誰もいない+乾いていてナイスコンディション、
ということで急きょモヴィさんのOSトライに突入。
とてもスムーズなクライミングで、これは!と思いきや
右に移るところで痛恨のフォール。
思えば自分お同じところで落ちました。

自分はタツノコ太郎を1P+2P継続で。
下部はの核心は前回失敗しているがなんとか押し切る。
ジャミングで登ればもう少し安定するんだろうけど、
どうしてもレイバックになってしまうなー。

2P目は5.8のはずだがそれなりに難しい気がした。
中のクラックを使ったり外側をワイドっぽく使ったり
フェイスのフットホールドを使ったり、なかなか多彩で楽しい。
なによりマラ岩の頂上よりちょっと上まで到達するし景色がいい。
簡単でも長いルートは充実すると思う。

全部で35メートルくらいでローアーダウンできないので、
モヴィさんにフォローで登ってもらって懸垂で下降した。

他のパーティーが集まってきたところで姉岩に移動。
前に来たエリアからさらに奥へ行ってみる。

強火10b、kachin 10a をフラッシュ。
ハラペーニョウルトラHOTも一応フラッシュしたが、
核心部分を左に逃げてしまったので自分としては納得できていない

夕方になって小雨がパラつくなか
アフロんのターゲット、限定解除を冷やかすが
コンディションが悪くてダメ。

帰りは万福楼で夕飯。
ジャックチームと一緒になった。

2011年7月10日日曜日

2011年7月10日 小川山藐姑射

ばんちょ、よこやまん、あふろん、モヴィ夫妻。

土曜の夜初で小川山へ。
待ち合わせの八王子道の駅でアメ車の集いをやってた。
暴走族もいたし八王子スゴイな!

寝て起きたらこれ以上ない感じの快晴。
土曜は昼くらいから雨だったみたいだけど今日は大丈夫そう。
テントを片づけて藐姑射へ。

クラックリードデビューのよこやまん、
はじめたばかりのばんちょ、あふろん、のりさん、
それぞれ簡単なルートをリードで登る。

自分も冬のいざない1P を再登。

よこやまんも冬のいざないを登って、次はばんちょ、
というところで雨が降ってきた。

10分くらい様子を見ていると小降りになってきたのでばんちょのトライ。
が、登りきったあたりでまたしても雨。
しかも土砂降り。

さすがに、これはダメだ、ということで合羽を装着して下山。

廻り目平に着いてしばらくしたらようやく雨が上がった。

しかしザックもギアもアプローチシューズもずぶ濡れ。
しばし日向で乾かしてから撤収。

ナナーズ、びっくり市に寄ってからOwlでカレー。

みんなでパズルとか知恵の輪に興じて
夏休みのようなひと時だった。

一本しか登れなかったけど妙に楽しかったな。

2011年6月4日土曜日

2011年6月4日 屋根岩2峰 DDT

取りつきに戻ってお昼を食べたあとは
モヴィさん、ばんちょがDDTにトライ。
自分は昼寝。

目が覚めるとちょうどばんちょがトップアウトして帰ってきたところだったので
一応トライしてみる。

出だしで一つ目のハンガーにクリップしてからいきなり核心。
色々試してみると自分のサイズだと下のフレークと左のフレークに立つと
キーホールドの良いカチに届く。
普通はこのカチを取るところが核心だと思う。

ここから足をスタートホールドまで上げて2本目クリップ。
さっきの良いカチまで右足を上げて左手をガバフレークへ。
3本目をクリップして棚に立ちこんで4本目クリップ。
左手カチ右手一本指ポケットから左足に乗り込んで左上の大きな穴を取る。
右手で穴の上のガバをクロスで取ってリップのガバに飛ばしたらお終い。

と、ここまではテンションかけながらムーブを探る。
パッと見難しそうだったけど、出だしをリーチムーブで解決できて、
後のムーブもちょっと悪いけどできなくないことが分かった。

上部に日が当っていてぬめるのでRPトライはまた今度かな、
と思いきや、ばんちょがRPトライをするということなので
回収便を兼ねてもう一回トライすることに。

ばんちょは抜群の安定感でサクッとRP。
ムムム、これは登らないわけにはいかない流れ。

気合いを入れて取りつくが
キーホールドのカチを左手で取って足をスタートホールドに上げたところで
次の左側フレークを右手で取ってしまう。
これでバランスが悪くなってリカバーできずテンション。

左のフレークは左手で取らなくては。
でもキーホールドも左手で取りに行くのでマッチさせて持ち替えだ

もう一度出だしのムーブを頭に叩き込んで再トライ。

出だしも悪いけど自分のサイズがあると分かればできるレベル。
キーホールドはきちんと持ち替えて左手でフレークを取る。
右足でキーホールドに立って第一核心突破。

3本目の上の乗り込みは左の皺を使って立ち上がる。

4本目クリップのあとの斜め左への移動が最後のムーブ。
真上の一本指ポケットに右手の中指、
左のカチを左手で持って右足をいったん上に上げてから
左足をスラブ面に上げつつ左手を穴に伸ばす。
すかさず右手をクロス気味に穴の上のガバに伸ばしてから
リップのガバに飛ばしたらお終い!

久しぶりにピリピリする良いクライミングだった。

2011年6月4日 屋根岩2峰 セレクション

ばんちょマルチ体験コース(リベンジ編)ということで
日本で一番有名なマルチ、セレクションへ。

人気ルートで混んでいるかと思ったけど、
先行1ペアで後続なし、ほぼ自分たちのペースで登れた。

自分は一度リードしているので今回は全ピッチばんちょにリードを任せて
オールフォローのお気楽コース。
ばんちょはクラック未経験なので
出発前にカムのセット講習をしてから出発。


1Pのクラックも意外と悪い、という噂だったが、
(前回は1Pは違うラインで登った)
リーチがあるとワンムーブで上のガバに届くので楽ちんだった。

2Pのスラブは前回サクッと登った記憶があったけど
記憶よりも悪かった。
フォローだとリードの時ほど集中してないので難しく感じるのかも

3Pはノープロでテラスへ。

4Pも出だしが難しい。
短いクラックからスラブの上に出る瞬間が怖かった。

5Pは恐怖トラバース。
ずっとアンダーなので腰に来る。

6PのクラックもOSしてるし余裕、と思いきやかなり必死だった。
全然上手くなってないなー。

9時登攀開始で13時に頂上到着。
2パーティーとしてはまぁまぁのペースか。

クラック初経験で全ピッチOSしたばんちょは流石。

2011年6月3日金曜日

2011年6月3日 小川山姉岩

梅雨入りしてしまったけど晴れそう、ということで有給を取って小川山へゴー!

平日なのでガラガラの広場にテントを張って
妹岩/マラ岩方面へ向かう。

週前半の雨の影響か西又沢の水量は多め。
飛び石も水没しているので諦めて靴を脱いで渡渉。

目的のタツノコ太郎、カサブランカは下部が濡れていてダメなので、
上の姉岩に移動。

YRK3チームがトライしているという卒業試験をやってみることに。

センター試験でアップしてからいざ、卒業試験。
壁全体をでルート一本ということで限定なしっていうのは良いね。


壁の左から入って水平クラックを使って右にトラバース。
ここで右足を先に上げすぎてクラックホールドがアンダーになってしまい
悪い体勢で往生した。なんとかカンテのガバを見つけてひと安心。

次の水平クラックまでのセクションもワンムーブあったが
これはリーチで解決。

水平クラックから上はどこを登るか迷うところだが
一手左に移動したあたりから直上した。
(ここで完全に左にトラバースしてしまったほうが楽らしい)
カチを繋いでいくこのあたりのムーブも10bにしては悪い気がした。
(難しいラインになってるから?)

2メートルくらい登ってから右のガバフレークにトラバースするの
最後のムーブっぽいがこのあたりは明瞭なフットホールドがない。
手は悪くないので足はスメアで誤魔化してキャンパ気味にフレークを取りに行く。
フレークを取った後足を上げるとようやく終了点。

いやいや、なかなか出し切ったクライミングだった。
10bといえどもやはりOSトライはシビレル。

続いて隣の限定解除にトライ。
実質2、3手のボルダーっぽい課題。
カンテありで10d、カンテなしの限定で11bということらしいが
イマイチ限定の内容がわからなかった。

スタートのホールドに両足が上がって立てれば終わりという内容だ
一歩目から典型的な花崗岩のスメアリングで悪い。
が、これは何度かやると立てることがわかってくる。

両足が一歩ずつ上がったら左手をはずして
左足をさっきまで左手があった位置に。
右手をプッシュ持ち替えて左足と右手プッシュで右足を右手のホールドまで上げる。
左手は壁を抑えてバランスを取ってるだけ。
右足が上がったらそーっと上体を起こすと右上のガバがとれる、
というシークエンス。

右足を手に足にする時に、左の膝を外向きから内向きに変えないと
右足が上がらなくて、左の足を少し回転させるところが怖い。
あと手に足になったところから右手のプッシュをはずして上体を上げるところも
バランシー。

左足を上げるところも最後のガバを取るところもサイズで得してるな。

次に入学試験 10c をトライするが核心のスラブセクションが突破できず
なかったことにする。

最後に奥のエリアの
yamashi 10b、
うさぎと踊る女 10aを登って終了。


難しいグレードはトライしてないけどなかなか充実した一日だった

姉岩は岩峰の頂上までつなげる3Pのマルチ 「古希のよろこび」 もあるようなので
次回トライしたい。

2011年5月22日日曜日

2011年5月22日 タツノコ太郎

タツノコ太郎 1P 5.9、2P 5.8

この日は昼から雨の予報なので
近いエリア、ということで妹岩に。

タツノコ太郎でアップしてモヴィさんはカサブランカを、
自分はジャックと豆の木をOSしてしまおうというプラン。

早めにテントを片づけて8時過ぎにはエリアに着いたけど
すでに2パーティーくらいが来て登っていた。

まずはかるーくタツノコ太郎を片づけましょうか、
ということでモヴィさんOSトライ。
ギアは多めに持って2Pまでつなげてしまって、
自分がフォローで登るという素敵なプラン。

1P目中間部まではスムーズに進むが
テラスを乗り越す核心部で進めなくなってしまい痛恨のテンション
1テンションで終了点まで抜けるが心が折れてしまい2Pは断念。

選手交代でリードトライ。
記録によるとタツノコ太郎は去年OSしているらしい。
というわけで中間部までは順調に進むがやはり核心で進めずテンション。
ああぁぁぁ。。。
レイバックで突破を試みるも怖くて足を上げられずダメ。
おうおう、本当にこのルート登たのかな、自分。
OSしていても過去に登れていても今登れなかったらまったく意味ないんだよう。

結局エイドで抜けて1Pの終了点へ。
予想以上に1Pでカムを使ってしまい若干カムの残りが心もとない
1Pでテンションかかってしまって気持も落ち気味だけど
2Pをトライする。

5.8だけであってそれほど難しくははいけど、
ちょっとワイド的な登りを求められる感じで
フェイスの5.8ほどはやさしくないし休めない。
7、8メートルまで登って残置のスリングにドローをかけてクリップしたところ
で力尽きました。
クライミングってやっぱりメンタルの要素強いよね。

ここからは次第に軽くなるギアラックとルートの先を見比べながら
不安な気持ちになりつつエイド混じりで無理やり終了点へ。
マラ岩を見下ろせる素敵なロケーションなんだけど、
なんだか身も心も売り切れた感じだった。

雲行きも怪しくなってきたのでそのまま懸垂してこの日は終了。

あれ?カサブランカは?ジャックと豆の木は???

撤収して車に戻ったあたりで雨が降り出したので良いタイミングだった。

帰りは幻のナナーズベーコンを購入して
森ぴかで田園風景を眺めつつ天麩羅蕎麦を食べて
長坂ICでジェラート食べて
中央道の渋滞を避けて大月から下道で帰宅。

2011年5月21日土曜日

2011年5月21日 むささびルート

R&Sのマルチ特集で記事のあったむささびルート。
ガメラさんも良いルートと書いてたし
グレードも10aのフェイス、5.9のスラブ、10aのクラックとちょうど良さそう。

烏帽子岩(裏烏帽子/烏帽子岩右岩稜)自体が初なので
アプローチ核心かと思ったけど意外とわかりやすかった。
マラ岩のアプローチから林道に逸れて赤と黄色のテープの目印を左に入って
あとは踏み跡とテープの目印をたどる。
林道の分岐から20分~30分くらいでロケットマンの取り付きに到着。
ロケットマンの岩峰を右に巻くと出てくる隣の岩峰がむささびルートのある岩。
正規の下降路だとこの岩峰と岩峰の間に降りてくるらしい。

3級程度の岩登りで一段上の棚に上がったところが取りつき。
このあたりから石がゴロゴロしているし
浮いていたり加重すると剥がれそうな箇所が多くて怖い。

登る準備をした後に一度懸垂で棚の下まで降りて荷物をデポして登攀準備。
今回は50メートルのダブルロープで真ん中にセカンドを入れて3人で登るシステム。
登攀開始は10時くらいかな?

1P 10a 20メートルくらい。
フェイスのルート。
ひとつだけハンガーボルトに打ちかえられているが
あとは連打されたハーケンの良さそうなものを見つくろってプロテクションを
取っていく。
一応確認してからドローをかけるがリードのフォールは許されない雰囲気。
ホールドもきちんと確認しないと欠けたりするので慎重に。
マントルみたいなムーブがあったり「手に足」したり10aなりの難しさはあった。
怖くてパンプ気味になるがなんとかOS。
終了点は新しいハンガーボルトが2つ打たれていた。

2P グレード不明。モヴィさんリード。
10メートルくらい進んで3Pの取り付きまで進む。
というわけで、終了点の上のリングボルトを手掛かりに登り始めるがすぐに詰まる
リードを交替してトライするが、やっぱりブランクのセクションがあって抜けら
れない。
頑張れば登れないこともないのかもしれないけど
ここは5.6とか5.7のセクションのはず。なにかがおかしい。

よくトポを見ると右側にエイドのルートがあるらしく、
リングボルトはエイドルートのものではないか、という結論になり
もうすこし左のセクションを登る。
ここも土の部分に石が乗っていて気をつけないと落石を起こしてしまいそうで怖い。
1Pの終了点の6、7メートル上の木にスリングがあったのでいったんそこでピッチ
を切る。
フォローの二人を上げてもう一度トポを見直す。

右上のスラブ面にリングボルトがあるが、
これは先ほどのエイドルートの続きだと判断して
左上のブッシュ帯の上に進むと判断。モヴィさんのリードで。
さっきの木でピッチを切らずにこの上まで行くのが正規の2Pかも
このブッシュ帯も浮き石が多かった。
セカンドのばんちょが登ってる時に「大崩落する!」の叫び声と共に
20インチのテレビくらいの石の塊が轟音と共に落ちて行った。
1Pの終了点で待っていたらやばかったかもしれない。
サードで2P終了点まで注意深く登るが、
2Pの支点を作っている立ち木の生えている箇所全体が崩落しそうで恐ろしい。

3P 5.9のスラブ。長さ不明(終了点がどこなのか分からなかったので)。
取りつきから5、6メートルランナウトした上に木があって
その先に一つだけハンガーボルトがある。
ガメラさんが打ち替えたと書いていたやつだ。
5.9のグレード通り難しくないがランナウトしていて怖い。
ハンガーボルトの後は怪しげなリングボルトにドローをかけたり
衝撃をかけたら開いてしまいそうなフレークにカムを決めて進む。
が、途中のバンドで行き詰る。
5.9くらいの感じに登れるラインが見つからない。
正面の悪いセクションを突破しようかとも思ったが
どう考えても5.9ではなくなるし、
最後のプロテクションはフォールしたらやばそうなリングボルトだし思いきれない。

しばらく悩んだ結果、フリーで登るのを断念。
左側のカンテまで降ろしてもらって木を使って無理やり登る。
途中の木にランナーを取りながら7、8メートル上がると
ようやく残置のスリングが巻かれた立ち木にたどりつき支点を作ってフォローの
ビレイ。
どうもここが4Pの終了点のようで
もう少し右側の面を登るラインのようだが完全に見失った。

あたりまえだけどリードが変な所にランナーを取っているので
フォローは強制的にそのラインを登るはめに。
みなさんすみませんでした。

なんとか二人を上のテラスまで上げて作戦タイム。
このルートのハイライト、5Pのいたちクラックは目の前だが
・この時点で15時20分くらい。取りつきから廻り目平まで1時間くらいはかかる。
・トポに書いてあった「フィンガー~フィスト」よりもクラックがワイドに見え
る。
 キャメ#42個で突破できるのか不安。
・4Pをきちんと登れず心が折れている。
・ばんちょも落石で心が折れている。
というわけで、
モヴィさんはトライしたかったようだけど今回は断念して敗退を決定。

1Pの終了点まで一気に下降してセルフを取ったが、
よく考えたら懸垂の支点と下降点の間にブッシュがあって
ここじゃロープを下ろせないじゃん。。。
しかも1Pの終了点はハンガーボルトだからそのままでは懸垂できないし。
というわけでちょっと上のブッシュの立ち木にセットし直して2回目の懸垂をし
て取りつきに戻る。

結局取りつきに戻ってギアを整理してたら17時くらいに。
やっぱり敗退して正解だったか。

R&Sのトポを見直すと3Pは
ハイマツテラスというところで切るようだ。
しかしそんなところあったのかな?
登っていた面よりさらに右の面だったのか?
1Pの10a、3Pの5.9 には納得感があるので、
正しいラインが見つけられれば5.9なりに登れるはず。

アプローチはやや遠いし落石が多い岩場でテンションが下がっていたけど
ほとぼりが冷めるとやっぱりあのいたちクラックの上に立ちたくなってくる。
3P、4Pの情報を入手したらまた行くことになりそうな気がする。