2011年5月24日火曜日

2011年5月24日 荻窪

ぽだっち、アフロくんと。

20時くらいに着いたので3時間近く登った。

しろーちゃんとか
前からブログを購読していたNorlyさん、
前から話には聞いていた、まによんさんとも話ができてよかった。
中野島でよく顔合わせてますよね。

成果は被った壁の4級とコーナーの3級。
被った壁は常連の人で占拠されてる感じがして
あまり手を出さないけどたまにやると楽しい。


が、体への負担が大きいのか、この後腰が重い。

2011年5月22日日曜日

2011年5月22日 タツノコ太郎

タツノコ太郎 1P 5.9、2P 5.8

この日は昼から雨の予報なので
近いエリア、ということで妹岩に。

タツノコ太郎でアップしてモヴィさんはカサブランカを、
自分はジャックと豆の木をOSしてしまおうというプラン。

早めにテントを片づけて8時過ぎにはエリアに着いたけど
すでに2パーティーくらいが来て登っていた。

まずはかるーくタツノコ太郎を片づけましょうか、
ということでモヴィさんOSトライ。
ギアは多めに持って2Pまでつなげてしまって、
自分がフォローで登るという素敵なプラン。

1P目中間部まではスムーズに進むが
テラスを乗り越す核心部で進めなくなってしまい痛恨のテンション
1テンションで終了点まで抜けるが心が折れてしまい2Pは断念。

選手交代でリードトライ。
記録によるとタツノコ太郎は去年OSしているらしい。
というわけで中間部までは順調に進むがやはり核心で進めずテンション。
ああぁぁぁ。。。
レイバックで突破を試みるも怖くて足を上げられずダメ。
おうおう、本当にこのルート登たのかな、自分。
OSしていても過去に登れていても今登れなかったらまったく意味ないんだよう。

結局エイドで抜けて1Pの終了点へ。
予想以上に1Pでカムを使ってしまい若干カムの残りが心もとない
1Pでテンションかかってしまって気持も落ち気味だけど
2Pをトライする。

5.8だけであってそれほど難しくははいけど、
ちょっとワイド的な登りを求められる感じで
フェイスの5.8ほどはやさしくないし休めない。
7、8メートルまで登って残置のスリングにドローをかけてクリップしたところ
で力尽きました。
クライミングってやっぱりメンタルの要素強いよね。

ここからは次第に軽くなるギアラックとルートの先を見比べながら
不安な気持ちになりつつエイド混じりで無理やり終了点へ。
マラ岩を見下ろせる素敵なロケーションなんだけど、
なんだか身も心も売り切れた感じだった。

雲行きも怪しくなってきたのでそのまま懸垂してこの日は終了。

あれ?カサブランカは?ジャックと豆の木は???

撤収して車に戻ったあたりで雨が降り出したので良いタイミングだった。

帰りは幻のナナーズベーコンを購入して
森ぴかで田園風景を眺めつつ天麩羅蕎麦を食べて
長坂ICでジェラート食べて
中央道の渋滞を避けて大月から下道で帰宅。

2011年5月21日土曜日

2011年5月21日 むささびルート

R&Sのマルチ特集で記事のあったむささびルート。
ガメラさんも良いルートと書いてたし
グレードも10aのフェイス、5.9のスラブ、10aのクラックとちょうど良さそう。

烏帽子岩(裏烏帽子/烏帽子岩右岩稜)自体が初なので
アプローチ核心かと思ったけど意外とわかりやすかった。
マラ岩のアプローチから林道に逸れて赤と黄色のテープの目印を左に入って
あとは踏み跡とテープの目印をたどる。
林道の分岐から20分~30分くらいでロケットマンの取り付きに到着。
ロケットマンの岩峰を右に巻くと出てくる隣の岩峰がむささびルートのある岩。
正規の下降路だとこの岩峰と岩峰の間に降りてくるらしい。

3級程度の岩登りで一段上の棚に上がったところが取りつき。
このあたりから石がゴロゴロしているし
浮いていたり加重すると剥がれそうな箇所が多くて怖い。

登る準備をした後に一度懸垂で棚の下まで降りて荷物をデポして登攀準備。
今回は50メートルのダブルロープで真ん中にセカンドを入れて3人で登るシステム。
登攀開始は10時くらいかな?

1P 10a 20メートルくらい。
フェイスのルート。
ひとつだけハンガーボルトに打ちかえられているが
あとは連打されたハーケンの良さそうなものを見つくろってプロテクションを
取っていく。
一応確認してからドローをかけるがリードのフォールは許されない雰囲気。
ホールドもきちんと確認しないと欠けたりするので慎重に。
マントルみたいなムーブがあったり「手に足」したり10aなりの難しさはあった。
怖くてパンプ気味になるがなんとかOS。
終了点は新しいハンガーボルトが2つ打たれていた。

2P グレード不明。モヴィさんリード。
10メートルくらい進んで3Pの取り付きまで進む。
というわけで、終了点の上のリングボルトを手掛かりに登り始めるがすぐに詰まる
リードを交替してトライするが、やっぱりブランクのセクションがあって抜けら
れない。
頑張れば登れないこともないのかもしれないけど
ここは5.6とか5.7のセクションのはず。なにかがおかしい。

よくトポを見ると右側にエイドのルートがあるらしく、
リングボルトはエイドルートのものではないか、という結論になり
もうすこし左のセクションを登る。
ここも土の部分に石が乗っていて気をつけないと落石を起こしてしまいそうで怖い。
1Pの終了点の6、7メートル上の木にスリングがあったのでいったんそこでピッチ
を切る。
フォローの二人を上げてもう一度トポを見直す。

右上のスラブ面にリングボルトがあるが、
これは先ほどのエイドルートの続きだと判断して
左上のブッシュ帯の上に進むと判断。モヴィさんのリードで。
さっきの木でピッチを切らずにこの上まで行くのが正規の2Pかも
このブッシュ帯も浮き石が多かった。
セカンドのばんちょが登ってる時に「大崩落する!」の叫び声と共に
20インチのテレビくらいの石の塊が轟音と共に落ちて行った。
1Pの終了点で待っていたらやばかったかもしれない。
サードで2P終了点まで注意深く登るが、
2Pの支点を作っている立ち木の生えている箇所全体が崩落しそうで恐ろしい。

3P 5.9のスラブ。長さ不明(終了点がどこなのか分からなかったので)。
取りつきから5、6メートルランナウトした上に木があって
その先に一つだけハンガーボルトがある。
ガメラさんが打ち替えたと書いていたやつだ。
5.9のグレード通り難しくないがランナウトしていて怖い。
ハンガーボルトの後は怪しげなリングボルトにドローをかけたり
衝撃をかけたら開いてしまいそうなフレークにカムを決めて進む。
が、途中のバンドで行き詰る。
5.9くらいの感じに登れるラインが見つからない。
正面の悪いセクションを突破しようかとも思ったが
どう考えても5.9ではなくなるし、
最後のプロテクションはフォールしたらやばそうなリングボルトだし思いきれない。

しばらく悩んだ結果、フリーで登るのを断念。
左側のカンテまで降ろしてもらって木を使って無理やり登る。
途中の木にランナーを取りながら7、8メートル上がると
ようやく残置のスリングが巻かれた立ち木にたどりつき支点を作ってフォローの
ビレイ。
どうもここが4Pの終了点のようで
もう少し右側の面を登るラインのようだが完全に見失った。

あたりまえだけどリードが変な所にランナーを取っているので
フォローは強制的にそのラインを登るはめに。
みなさんすみませんでした。

なんとか二人を上のテラスまで上げて作戦タイム。
このルートのハイライト、5Pのいたちクラックは目の前だが
・この時点で15時20分くらい。取りつきから廻り目平まで1時間くらいはかかる。
・トポに書いてあった「フィンガー~フィスト」よりもクラックがワイドに見え
る。
 キャメ#42個で突破できるのか不安。
・4Pをきちんと登れず心が折れている。
・ばんちょも落石で心が折れている。
というわけで、
モヴィさんはトライしたかったようだけど今回は断念して敗退を決定。

1Pの終了点まで一気に下降してセルフを取ったが、
よく考えたら懸垂の支点と下降点の間にブッシュがあって
ここじゃロープを下ろせないじゃん。。。
しかも1Pの終了点はハンガーボルトだからそのままでは懸垂できないし。
というわけでちょっと上のブッシュの立ち木にセットし直して2回目の懸垂をし
て取りつきに戻る。

結局取りつきに戻ってギアを整理してたら17時くらいに。
やっぱり敗退して正解だったか。

R&Sのトポを見直すと3Pは
ハイマツテラスというところで切るようだ。
しかしそんなところあったのかな?
登っていた面よりさらに右の面だったのか?
1Pの10a、3Pの5.9 には納得感があるので、
正しいラインが見つけられれば5.9なりに登れるはず。

アプローチはやや遠いし落石が多い岩場でテンションが下がっていたけど
ほとぼりが冷めるとやっぱりあのいたちクラックの上に立ちたくなってくる。
3P、4Pの情報を入手したらまた行くことになりそうな気がする。

2011年5月17日火曜日

2011年5月17日(火) 荻窪

職場から荻窪へ直行したら20時くらいに到着。
2階のちょっと狭い壁で5級を一通り登る。
4級はできたりできなかったり。

21時ころぽだっち、こーへーくん到着。
タイヤキのお土産をもらった。美味い!

tomomichiさんと初顔合わせ。
一緒にスラブの緑をトライするが手も足も出ず。。。

この前できなかった1階裏の茶色が一本できたのが成果と言えば成果。
でも難易度が良く分からん。
裏の茶色は3級のままでいいのだろうか?
そんなにはない気がするけどな。
あまりジムの中でグレード動かさないで欲しいな。

2011年5月14日土曜日

2011年5月14日(土) 太刀岡山左岩稜 9P

7時半駐車場到着。

駐車場でギアを装着して取りつきに向かう。



持って行ったギア
共同装備:
60メートルシングルロープ
マスターカム#0~#2 (1P出だしに使用。なくてもいいかも。
エイリアン#7/8, #1
キャメロット#0.5~#4
リンクカム #0.5~#2 (
ナッツ1セット (使わなかった。
クイックドロー:10本
20Lザック



個人装備:
スリング90*2 120*2 180*1
ロックカラビナ:4個
ルベルソ
ヘルメット
下降用アプローチシューズ
水1Lくらい、ゼリー
ウィンドブレーカーを持って来なかったので代わりに合羽の上着を持って行った。
稜線は風が強かったので持って行って良かった。



「太刀岡山登山道」の看板と登山者が歩いて行ったのを見て
なんの疑いもなく登山道を進む。
けっこうな急登。
「駐車場から10分」の記述だったはずだが
15分歩いてもそれらしきエリアが出てこないので
ここでやっとトポを確認。
メインエリアは登山道からではなく
もうすこし上流のペンションの脇からアプローチする、ということに気づく。



小山エリアから左にトラバースするアプローチもありそうなので
とりあえず小山エリアまで登山道を上がる。
ここまで駐車場から30分くらい。
小山エリアには既にクライマーが3人ほど。
ハッピーバースデー、カリスマにヌンチャクがかかっていた。
小山エリアの先から岩の手前をトラバースしてアプローチを探るが
途中で行き詰まり小山エリアまで戻る。



駐車場まで下山してアプローチしなおすことを決断して登山道を降りはじめると
左にトラバースする踏み跡を発見。
先ほどトラバースした箇所の5メートルほど下だった。
10分くらいでシャークロックを発見。
さらに5分くらいでメインエリアに出る。
大きな壁を左にトラバースして左端にあるはずのフィックスロープを探しながら進むと
左岩稜の取りつきを発見。
結局1時間くらいロスした気もするけど
太刀岡山の岩場の確認になったということで良しとしよう。

じゃんけんで1ピッチ目のリード権をゲット。

アプローチシューズをザックに入れてロープを結んで準備完了。
08:55 登攀開始。



1ピッチ目は7、8メートルくらいの前半と、
その後7、8メートルくらいのクラックの2パート。
5.9で一応ルート全体の核心ピッチ20M。
前半部は右周りと左回りがありそう。
左回りの方がプロテクションは取りやすそうだけどちょっと登りにくそう。
右回りは簡単そうだけどプロテクションが取りにくそう。
ちょっと悩んだけどトポが右からになっているので右から取りつく
ピッチのグレード5.9は多分上のクラックで前半は難しくない。
が、ところどころ濡れていたり、プロテクションが取れなくて怖い。
気休めにスモールカムを2つほどセットして中段に。



クラックはハンドからフィストサイズ。
返しが効いていて持ちやすいのでレイバックでも抜けられるが
フットジャムを使わないとプロテクションをセットしずらいかも。
あとクラックに木の枝とか葉っぱが詰まっていたので
掃除しながら登る感じだった。



1ピッチ目の終了点は新しいハンガーボルトがセットされている。


2ピッチ目:5.7 20M

モヴィさんリード。
ディエードル(凹角)の中にクラックが2本走っている。
プロテクションは中のクラックに取れる。
バックアンドフットの体勢になったり、
膝ジャムを入れたりしながら登る。
終了点はクラックにカムで作成。



3ピッチ目:5.8 20M
4メートルくらいのクラックを登って中段に。
岩角にスリングを回してランナーを取る。
その上が5メートルくらいのチムニー。
体全体がすっぽり入るサイズ。ヘルメットが邪魔。
チムニーが終わる頃に右側にスラブが出て来てハンガーボルトが一つ設置されている。
もう2メートルくらい登ったところにハンガーボルトが2本の終了点。



4ピッチ目:5.5 20M
モヴィさんリード
この辺りから稜線に出る。
登りだしのすぐ先のリングボルトにプロテクションを取って
岩稜を歩いてテラスへ。
終了点はリングボルトが2つ。



5ピッチ目:5.8 20M
モヴィさんリード
左側の4メートルくらいのクラックを登って岩の塊の上に出る。
左側から回り込んで目の前の岩を乗り越す。ちょっと怖い。
しばらく岩の上を進んだところにカムで支点を作る。
この辺りから下の駐車場が見えた。



6ピッチ目:5.6 40M
風も強くて40Mあるので終了点まで来るとコールが聞こえにくい
ハンガーボルトが2本設置された終了点まで。



7ピッチ目:5.6 45M
モヴィさんリード
素晴らしい景色。
終了点の手前のナイフリッジで記念撮影。



8ピッチ目:5.6 30M

鋏岩の広場まで。
祠があった。
岩の塊にスリングを回して支点を作ってフォローのビレイ。



9ピッチ目:5.8 15M
モヴィさんリード。
鋏岩の頂上まで。
前半カムでプロテクションを追加。
後半はプアなリングボルト。
14:07 頂上到着。
全ピッチOS、オールフリーで登攀。



頂上にたどり着くと富士山、南アルプス、甲府盆地が一望できる素晴らしい景色。
しばし余韻に浸る。
頂上についたら一瞬電波をキャッチしたので頂上からツイートする



9時頃登り始めて14時に頂上到着なので
トータル5時間くらいかかりました。
1ピッチ30分くらいか。



最後のピッチを懸垂で降りてあとは登山道を歩いております。
5分くらいで朝通った小山エリアに出て後は登山道を30分くらいで駐車場に。



1ピッチ目、2ピッチ目のクラック、
3ピッチ目のチムニー登り、5ピッチ目移行の稜線歩きと
バリエーションに富んだ登攀に加えて
駐車場を眼下に望む高度感、
頂上稜線からの眺望と盛りだくさんなルートだった。



マルチ楽しいぜ!

2011年5月12日木曜日

2011年5月12日 中野島

ぽだっち、いでっち、ばんちょ
10b, 10c, 10c, 11a→××, 10c

2011年5月8日日曜日

2011年5月8日 カーネルロック再訪。

ぽだ号で14時半くらい到着。
イケダさん、こーへーくん、いまいっち、平野君、アフロ君、
いでっち、いでっちのジム友、ぽだっち

へそまん10c さくっとオンサイト最後が悪い。

ティンバー! 10d

へそまんに合流するところまで問題なく登れて
後はさっき登ったセクションだけなのに
ガバに誘われて右に行きすぎてパンプ落ち。
あぁ、全ルートOSの夢が潰える。
2便目も同じところで力尽きる。
3便目は核心手前でしっかりレストをして突入。なんとかRP。

いでっちは誰も触ってない11Bを除く6本をOS。おみごと!

最後に前に登ってラインをそれてしまったぷらり10c をまっすぐ登って〆。

立川の餃子ニューヨークでよこやまん、ばんちょと合流して夕飯。

店を出たところで喧嘩していたみたいで警官が20名くらい来ていた。

2011年5月5日木曜日

2011年5月5日 小川山 あみだくじルート

アプローチは予期せぬプレゼントと最高ルーフの谷を詰めるだけ。
それほど難しくなかった。
1ピッチ目がかなり自然に返っていてイワタさんあまり乗り気じゃなさそうだった。

1P 5.7
一本目を頼りないリングボルトに。
クラックに詰まった松の葉をかき出してカムをセット。
5.7っていうほど簡単じゃなく感じた。
終了点は木。

2P 5.7
少し左にトラバースしてハングを乗り越す。
木にランナーを取ったり。
これも5.7ってことはない気がした。
落ちませんけど。

3P 5.7
登り始めが分からなかった。
イワタさんのルートファインディングで
ちょっと左にトラバースした上から左上に走るフィンガーを繋げていく。
進んだ先にプロテクションが取れるか分からずドキドキする。
確保器を前の支点に忘れてきたのでハーフマストでフォローのビレイ。

4P 懸垂下降ピッチ。
残置のロープが信用できるかひとしきり悩むが使って下降。
8メートルくらい。

5P 5.8
左右に2本のクラックが走っている。
右が5.9。
左のクラックを進む。
中間部でフィストサイズのクラックにはまりこんでしまいフォール
落ち着いて良く見れば左のフレークが持てる。
上部は右にトラバースせずにまっすぐ上に抜ける。

5Pの取りつきまで懸垂して歩いて下降。

11時くらいに登り始めて
取りつきに戻ったのが15時くらいかな。
全ピッチリードさせてもらってとても充実した。
最初の腐ったリングボルト以外は全てNPというのもいい。
ルートファインディングの重要性を痛感した。

帰りにお姫様岩の表のクラックを見学に行って廻り目平に戻る。

忘却岩にいたボルダーチームと合流。
忘却岩マントル2級をトライするも登れず。
良い課題だったのでまた来てトライしたい。

帰りはふじもと。
おまけの肉が出たのはオレがいたからか?