2011年9月10日土曜日

2011年9月10日 小川山 キビタキ

そろそろ難しめのクラックにもチャレンジしよう、
ということでキビタキをトライしにバードウォッチングエリアへ。

オオルリを再登してアップ。
別のパーティーがキビタキをトライするのを眺めて
いざFLトライ。

前半はフィンガーが良く効く。
が、フィンガーのジャムって効いていても疲れる。
ガチガチに力が入っているのと、最初から「ダメだろうな」みたいな気分でトラ
イしてるので、
1/3くらい進んだところでテンション。
NPのトライだとちょっとヤバくなると早々に気持ちが負けてしまうなぁ。

一度テンションを入れてしまうと
気持ちが入らなくて全然ダメなので情けないがTRでリハーサル。

で、TRでやると登れるんだな。
10cだけあって完全パラレルではなく要所要所がスロット気味になっていて
落ち着いて登ればカチっとフィンガーが決まる。

しかしクラックなのでリードは登りながらのプロテクションのセットをしないと
いけない。
そしてこのルート、普通に登ると最後がレイバックになってしまう。
最後までキチンとジャムで登ればプロテクションがセットできるんだけど
最後の4メートルくらいでレイバックにしたくなる形状で、
レイバックにしたら最後、プロテクションは取れない。

というわけでTRでは登れたものの
リードした場合最後はどうするの?
というモヤモヤした気持に。

TRトライの時にレイバックに入ったポイントより
1メートルくらい上まではジャムで登れそうだ、
というムーブ解析もあって
日も傾いてきてそろそろ店仕舞いか、という時間になって
「一応やっておくか」ということでRPトライ。

次に何が出てくるか分かっていれば
中間部まではそれほど難しくない。
プロテクションもセットできる。

良い形で後半に。
レイバックに入りたくなるポイントの前で#0.5を極めた後は
やっぱり体が自然にレイバックになる。
こうなったらもう行くしかない。
数手進めるとプロテクションは足の1メートルくらい下になってるけど
ムーブは分かってる。

右手でリップを取って上に上がる時には声が出た。
すごく集中してた気もするけど上に上がった後は
喉はカラカラだし足も震えていた。

リハーサルで分かってるからできるムーブで
OSトライではできないクライミングなので
もっとギリギリまでジャムで耐えて
もっと高い位置にプロテクションを決めて登りたい、
といった反省はあるけど、とりあえず登れたから良しとしよう。

また来てもっと安定して登れるように精進します。

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