城ヶ崎、行ったことのないエリアに行ってみようシリーズ。今日は門脇崎。ここは灯台、つり橋があってちゃんとした観光地。立派な有料駐車場は一日500円。きれいなトイレもあるので女性にも優しいと思う。門脇崎周辺は、北から・もずがね・大テラス・灯台下・南の磯といくつかのエリアに分かれています。初めてなのでトポを片手に一通り見て回る。天気が悪い上に朝早かったので観光客はあまりいなかったけど、釣り人がたくさんいた。灯台下なんかは、登るとなると釣り人の横から懸垂下降しないといけないし、
大テラスも終了点を作るであろう箇所の近くまで遊歩道があるので、
良く言われてるけど人の目が気になるエリアだ。
それから上部に木がないので岩頭にスリング回すとか工夫が必要。
大テラスがメインのエリアだろうが、
この日は波が高かったので
断念して南の磯へ。
ここは駐車場から歩いてすぐ。
荷物降ろしたら山野井夫妻が来てました。
とりあえず、ということで、左端のボルトルートをトライしてみる。
5.9のはずだが2本目のボルトの位置がちょっと高くて怖い。
クリップ失敗したら間違いなくグラウンドだ。
攻める気持ちになれずドローを掴んでしまう。
隣の10a/bも核心部のムーブが悪くて登れず。
今にも降り出しそうな空模様と相まってテンションダダ下がり。
気を取り直して「学生気分で 10a ★」をトライ。
魅惑のトラッドには「NPで問題ない」と書かれているが
非常にプロテクションが取りずらい。
ランナウト気味に登って余裕がないところにボルトが出て来たので
あっさりNPを諦めボルトを使ってしまう。
気を取り直して最後の核心!と思ったがムーブを起こせず
またしても失敗。
ああ、このエリア嫌いになりそうだ。。。
後から合流したイマイチのためにTRを作るべく最後に「海が見える 10a
★★」を登る。
このルートは面白かった。
最後以外はプロテクションも取りやすいし、
最初から最後まで多彩で飽きない。
OSトライは核心で突っ込めずに失敗したわけですけど。
最後にこのルートをRPして終了。
まぁ分かってれば登れる。
10aにしては辛いと思うけど。
途中まで二度と来るか!って思ってたけど
最後のルートが素晴らしくてまた来てもいいかも、
という気分で帰れたので良かったです。
toraさん、ヨコヤマンと平日クライミングへ!ということで週末は帰りの登り返し渋滞がイヤで行かないシーサイドへ。
前日の雪でどうなることかと思ったけど、城ヶ崎は暖かくて全く問題なし。
せっかくの平日シーサイドなので人気ルートをトライしたらいいんだけど、
サンセットエリアでクラックを登ることに。
メインのエリアは何度か来てるけど南側のサンセットエリアは初めて。
toraさんの案内で「フライングシーガル5.9」から。
ミニルーフから出る一連のムーブが楽しい。
無事OS。
「イントロダクション 5.9 ★」
本当は上まで登れるらしいが
魅惑のトラッドによると「上部は少々脆い」というのと
上部のちょうどいい場所に木がなさそうで面倒なので
スカッドの終了点までにする。
あまりジャミングは使わないけど
ところどころ「エイッ!」というムーブがあって楽しい。
これもOS。
「アーリータイムス 10b ★★」
クラックでこのくらいのグレードだと普通にチャレンジです。
OSトライだとプロテクションも不安だし。
中間部までは意外とやさしくてプロテクションも悪くなかった。
核心部も思ったほど悪くなくて行けそうだったんだけど、
乗り越した後でプロテクションを取る余力があるか自信がなくて
怖くて突っ込めずOS失敗。
核心手前のプロテクションはいいし、こんな感じの場面で突っ込めないと
クラックのグレードは上がらない。
乗り越した後の最後のクラックもなかなか良くてスゴク楽しいルートだ。
2便目は余裕持ってRP。
クラックだとボルトルート以上にOSとRPの違いが大きい。
それほどクラック経験のないヨコヤマンがリードトライしたのには驚いたけど
あっさりRPしたのにはもっと驚いた。
心意気だな!
最後にウッドペッカーを登って終了。
平日なので登り返しもスムーズで良かった。
城ヶ崎、行ったことのないエリアに行ってみようシリーズ。今日は「こばい」へ。100岩には載ってないので磯の名前が書いてある観光看板と魅惑のトラッドの情報がたより。ファミリーに行く時の川沿いの道を海まで降りてそこから北上。初めに出てくるのが「かさご根」※根というのは城ヶ崎用語で海に向かって出っ張ってる部分のことです。
先客の釣り人がいた。
「雷神 11a」「神風 11b」があるはずだが
懸垂下降して取りつくエリアなので上からだと良くわからない。
「こさいつな」、「さいつな」を過ぎたあたりで
魅惑のトラッドで見たエリアが見えた。
取りつきの柱状節理、岩の形、間違いない。
ちょうど満潮の時間で取りつきが完全に波をかぶっているのが気になるが
これから潮が引いていくのでそのうち乾くでしょう。
マイナーエリアだけあって踏み跡も怪しいがなんとか下降ポイントを発見。
ちょうどいい場所に信用できそうな木がなくて懸垂支点の作り方を悩むが
少し離れた木3つで補助ロープを使って支点を作る。
下降して壁を見上げたら盛り上がってまいりました。
やっぱりはじめてのエリアはいい!
潮だまりにイソギンチャクがいたりして楽しいぞ。
全体的に下部のプロテクションが不安だったので
全てTRで登りました。
こばいチムニー 10a
出だしのチムニームーブが楽しい。
後半はフェイスムーブ。
砂時計 10b
多彩です。面白かった!
抜けぐちが脆いので要注意。
六角 10c
砂時計の下部バリエーション。
出だし核心だがリーチで解決。
月 10d
難しい!
もうちょっとで核心が抜けられそうだったが敗退。
登り返しに適した簡単なラインがないので
普通にフリーでもう一度登って、荷揚げして、
最後の人はフォローで登って、という具合に帰りました。
帰りの一本を登る余力は必須です。
あと岩陰がないので、女性はトイレがたいへんかも。
登りきったタイミングで上でなんとかするしかない。
王様クラブ 10d、メジナ10d など
面白そうなルートが他にもあるのでまた行きたい!